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5軒に1軒“空き家”の町 倒壊寸前?“特定空き家”も・・・持ち主不在「勝手に触れない」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年5月30日)

1:youtube.comより2022.05.30(Mon)

5軒に1軒“空き家”の町 倒壊寸前?“特定空き家”も・・・持ち主不在「勝手に触れない」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年5月30日)

2:youtube.comより2022.05.30(Mon)

3:youtube.comより2022.05.30(Mon)

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放置されたままの「空き家」が、全国に増え続けています。愛知県南知多町では、5軒に1軒が空き家だということです。近隣の住民は、倒壊の危険がある空き家と、隣り合わせの生活を送っています。

■“空き家”の町・・・人口はピーク時と比べ半分

 愛知県・知多半島の南端に位置する南知多町。風光明媚な自然を求める観光客でにぎわう一方、少子高齢化で、人口はピーク時と比べるとおよそ半分にまで減っています。

 この町で深刻な問題となっているのが、空き家です。

 その数は増え、町全体で8150軒ある住宅のうち1760軒、実に5軒に1軒が空き家となっています。

■“動物”住みつき・・・「におい」「フン」被害

 中でも深刻なのが、“特定空き家”。倒壊の恐れなどがある危険な空き家です。

 2軒の住宅に挟まれた空き家。外壁が剥がれ落ち、いつ倒壊するか分からない危険な状態です。

 かろうじて残っている外壁は風に揺られ、今にも剥がれ落ちそうになっています。近隣住民は、危険と隣り合わせの生活を送っています。

 ポストや外壁はツタで覆われ、長期間放置されているのが分かります。

 近隣住民:「今、ツタが上って、そのツタの枯葉が、うちの裏に皆落ちてくるんだよね。風が吹くと、ベニヤが飛んできたりね」

 さらには、こんな空き家もあります。

 南知多町総務部・堤田健太空き家対策係長:「人が住まなくなってくると、だんだん動物や鳥の住み着きが始まってきますので。場所によっては、においとか鳥のフンの被害も出てきます」

 また、夏場になると、雑草が伸びて虫が発生し、近隣住民を悩ませる空き家もあるといいます。

 近隣住民:「この前も、ずっと奥のほうなんですけど、崩れちゃって、倒壊した家があります」

 さらに、過去に、通学路になっていて、すぐ側を小学生が歩いていた空き家が倒壊したこともあるといいます。

■“廃業ホテル”心霊スポットに・・・3月に火事

 住宅の5軒に1軒が、空き家という南知多町。問題は、一戸建てだけではなく、ホテルでも起こっています。

 窓ガラスは割れ、地面には破片が散乱しています。廃業してから10年以上が経過し、地元では有名な心霊スポットになっているといいます。

 ホテルの外壁には、侵入者が書いたものでしょうか。落書きの跡があります。敷地内には「火災 重点警戒中」と書かれた張り紙もあります。

 消防によると、今年3月、近隣住民から「炎が見える」と119番通報があり、消防車など7台が出動する火事が発生。7階の廊下に置かれたカーペットが火元とみられ、放火の可能性があるといいます。

 近隣住民:「空き家だったら困るもんね。見つかるのも遅いだろうし」

■相続放棄・・・持ち主不在「勝手に触れない」

 さらに、町の担当者に案内してもらうと、空き家が密集する危険なエリアがありました。

 堤田健太空き家対策係長:「こちらの物件と、もう一つ奥の物件道を挟んで、2棟が特定空き家となってますね」

 老朽化し、外壁に大きな亀裂が入った空き家がありました。

 堤田健太空き家対策係長:「台風が来る度に、また破損することもありますので。木造の家屋に関しては、白アリ等も入ってくると、またそこで老朽化が進んで、危険性が増すっていうことも。屋根もだいぶ痛んでますし、2階のバルコニーの部分もだいぶ外れてきたりしてますので。こういった物が落下する恐れがあるっていうのが、非常に危険性があるんですけども。勝手には触れないというのが、現状ですね」

 この空き家は、6年前に所有者が亡くなった後、相続人全員が相続を放棄し、今では誰にも管理されず、放置状態になっています。

 堤田健太空き家対策係長:「(Q.今の状態だったら、誰も何もできない?)そうですね。もしやるのであれば、行政代執行しか他に手がないという状況」

 さらに、この一画には、所有者がいない空き家があります。

 堤田健太空き家対策係長:「(Q.隣もそうなんですね。これも下のほう、だいぶ痛んでしまってますね)こちら、ひさしも外れかかってるので」

 空き家に挟まれたこの道は、住民が日常的に使う生活道路になっています。道路の脇には、落ちてきて割れた物でしょうか。瓦が散乱しています。

 堤田健太空き家対策係長:「風が強い日や大雨が降った時にも、やっぱり瓦は降ってきちゃいますので。皆さん、頭の上を気にしながら、歩かれるという状況」

 空き家の管理は、所有者に責任があるものの、中には連絡が取れなかったり、連絡が取れても、所有していること自体を知らずに、取り合ってくれないケースもあるといいます。

 増え続ける空き家問題に、町が取った対策とは?

■「空き家バンク制度」導入・・・“費用補助”も

 愛知県南知多町は人口1万6459人の町で、住宅は8150軒あり、そのうち空き家は1760軒あります。

 現在、5軒に1軒が空き家の状態で、倒壊の危険がある特定空き家は、およそ150軒あるということです。

 空き家は、南知多町だけの問題ではなく、全国的に増え続けていて、総務省によりますと、全国の空き家は過去最多の848万9000軒に上り、住宅の13.6%を占めています。

 空き家対策として南知多町は、「空き家バンク制度」を導入しています。これは、空き家を有効活用するため、利用希望者へ空き家を紹介し、移住を手助けする制度で、空き家問題に直面する全国の自治体で、広く取り入れられています。

 さらに、南知多町では、独自に空き家バンク制度の利用者への支援として、空き家の所有者に清掃や荷物撤去の費用の補助や、移住者に購入費、改修費などの補助を行っています。

 一方で、倒壊の危険がある空き家については、行政の対策に限界があるようです。

 空き家処理の行政代執行について、南知多町の空き家対策係長・堤田さんによりますと、「今すぐ対応したいが、数十軒、数百軒もあると、今の財政状況ではまかないきれない」「税金を使うことになるので、他の住民サービスに影響が出る」といいます。

 さらに、「行政代執行の費用を空き家所有者から回収できなかった場合、行政の責任が問われる可能性がある」と話しています。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年5月30日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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